今週のジャンプ2

さて、昨日は中途半端で終わらせてしまいましたが、続きいってみましょう。

危惧していたことが起きてしまった、というような読了感です。
世界観とアクションの描写を最優先して書いてきたため、キャラクターに全くフォーカスが当たっていない気がします。
1話2話で世界観と「神を護る」という目的を書きたかったのは分かるのですが、主人公と神の個性描写をほとんどせずに少年漫画よろしく「ライバル現る?」のような書かれ方をしても食指が動きません…
主人公は話し方でしか個性を出せていませんし、神の女の子に至っては何も描かれていないのです。
次号からは2人での旅が始まりますので、早いうちにキャラクター付けをしてくれると今後に期待しながら読ませてもらえると思います。
厳しく書きましたが、雰囲気は好きなので楽しみにしております。

とりあえず、ミサが完全にマスコットのボケキャラとして扱われていますね。
死神の能力を捨ててしまった以上、ライト&竜崎と比較したら一般人以下ですからね…
きっと毎回くすりと笑わせてくれることでしょう。
ストーリーは落ち着きを見せつつも、次の展開にかぶさるヴェールを少しずつ剥がしていく、常套ではありますが巧い手法が取られています。
先が読めない分、これからも楽しめそうな雰囲気です。

  • 読み切り「秘密兵器ハットリ」

私はあまり知らないのですが、ジャンプでは有名らしいいとうみきおさんの作品です。
ジャンプの読み切りとしては非常にクオリティが高く、楽しめる作品となっていました。
もしかしたらそのうち連載するかもしれませんね。
ただ、和月伸宏さんの作品と絵やコマ割が完璧にかぶってしまっているのが…

  • NARUTO(ナルト)、九尾の狐のチャクラ開放?

九尾の狐のチャクラの片鱗を見せたナルトに対し、サスケは写輪眼を発動させて対抗します。
体術中心のナルトは動きが完全に読まれてしまうため非常に不利な状況に立たされますが、内なる九尾の狐の覚醒により対抗手段を得ます。
九尾の狐のチャクラは圧巻なのですが、何ゆえ奴がナルトに力を貸すのか、もう少し書いてくれると嬉しいかもしれません。
「ナルトが死ぬと自分も死んでしまうから」では、主人公のキャラクター付けとしてはあまりに寂しすぎる気がするのです…
そのあたりは今後に期待しましょう。

15話でセンターカラーということは、それなりに人気があるのですかね?
だとすれば私としては嬉しい限りなのですが…
先週号ほど絵に力は入っていなかったのですが、クオリティはきちんと保てていると思います。
私としては、戦闘中のアレンはもっとイっちゃった目で言葉少なでいてほしいのです。
あくまで私の期待なので、気にせず今後も楽しむつもりですが。

  • 銀魂、新八が男を魅せる

見開きに1コマペースで笑わせどころがあるのは本当にすごいですね…
総長のヅラや台車に見知らぬおじさんが乗っていたのには笑わせていただきました。
ここまで笑わせるのに、最後に少しいい雰囲気を見せ、そのうえ落とす。
それがあっさりしていて全く厭味になっていないのには感動すら覚えます。

カズキを人に戻すための指針が示され、今後の展開が見えてまいりました。
敵との戦いの前に、まずカズキが人間に戻る戦闘が始まるようですね。
舞台がかつて斗貴子が通った学校ということですので、恐らく彼女が自分の弱さと戦うのも大きなテーマのひとつとなるのではないでしょうか?

こんなネタを考え付き、しかも笑わせられる作品に作り上げることの出来る力量はさすがですね。
社会問題であるニートの増加にも深く切り込んでいますし?
ま、ジャガーさんに関して言えば、笑わせてもらえればそれで十分なんですけどね…


以上、今週のジャンプでした!
疲れました、さすがに…