今週のジャンプ

遅ればせではありますが、今週もいってみましょう。

  • NARUTO、ようやくナルトとサスケの絡み終了

サスケとの戦闘で倒れたナルトの元にカカシと連れの犬が到着したところから、今までとは違ったゆるやかなテンポでストーリーが流れ出します。


作者はこの2人の関係を、木の葉の里を作った2人と重ね合わせたいようですね。
「新しい木の葉の里を2人が創造する」という具合で落ち着けるための伏線(というほどのものでもありませんが)といったところでしょうか。


また、1人で暗い森の中に吸い込まれていくように歩を進めるサスケと、仲間であるカカシの背におぶさり光の下に進んでいくナルトが非常に対照的に描かれています。
今回は、今までの戦闘中の雰囲気をリセットした上で、新しい展開を暗示するような描写が多く含まれて降りました。
というわけで、特筆すべきことは特にありません…

  • ONE PIECE、今まで求められなかったもの

ガレーラカンパニーの目を避けつつニコ・ロビンを探し続けるルフィたちの前に、遂に彼女が姿を現します。


今回のストーリーでは、今までの航海では求められなかったルフィの頭としてのケジメの取り方が前面に押し出されております。
アイスバーグ襲撃犯として目撃されたニコ・ロビンは、ルフィたちがどう言おうとルフィ海賊団の一員として動いていたとしか傍からは見えないわけで。
部下の行動を制御し切れなかったルフィが、ウソップの件も含めてどうやってケジメをつけるかがポイントになるんでしょうね。


また、アクア・ラグナという大水の脅威がさまざまなシーンで描かれております。
造船所に逃げ込むことの出来ないルフィたちやフランキーがどのようにこの水害をやり過ごすか、これが眼前に迫った問題のようです。