昨日の応援

まずひとつ、私はマリノスファン同士の内情などは全く存じておりません。
今シーズンのホームゲームのみをスタジアムで見てきただけですが、その場で自分の目を通して入手した情報だけを元にして書かせていただきます。
「実際はそんなものではない」という反論などあるかもしれませんが、コアではないファンの視線というものも受け入れていただけると嬉しいです。


昨日のゲームで初めて、私たちはゴールの真裏で応援させてもらいました。
そこで感じたのは、「あなたたちなんのために応援しているの?」ということです。
今まではあまり気にしていなかったのですが、応援の音頭をとる太鼓、前後に2つあるのですね。
あの2つの太鼓、全く協調が取れていないんですね…


昨日は選手たちへの応援が途切れることが多く、その合間には妙にジュビロに対するブーイングが多かったと思います。
また、同じサポソンを何サイクルも歌い続けるシーンも多く見られました。
昨日はひたすら攻め続けるようなシーンばかりではなかったので、その点は明らかにおかしいと感じてしまいました。
そして何より、前後の応援団(私には特に後ろの応援団にその傾向が強いと感じましたが)がお互いに応援の主導権を握ろうと躍起になっている気がしてなりませんでした…
集団や太鼓というものが、どれだけの力を持っているのかを自覚して使ってほしいと思いました。


私たちは試合前、試合中、試合後、なんのために声を張り上げて応援をしているのでしょうか?
「選手のため」であることは自明の理でしょう。


試合前には選手一人一人のコールをし、「今日も期待しているぞ、がんばって!」とエールを送る。
試合中、攻撃時は可能なら私たちの声で選手たちの背中を押せるように声援で後押しをする。
押し込まれているときは後ろに下がる選手たちの足を踏みとどまらせ、隙を見つけて一気に攻守を入れ替えられるよう、転換のスイッチになる。
選手交代があれば、入ってくる選手に声援を送り、今までがんばった選手には労いのコールをする。
試合後には内容如何に関わらず、90分間がんばってくれた選手たちにお疲れ様を伝える。


ブーイングは見方選手の後押しなどは決してしてくれないと思います。


何のための応援なのか、今一度考えてみるべきなのではないでしょうか?
昨日、応援という点で見れば、相手のジュビロの方が確実にまとまっていたと思います。


今月の23日、ヴィッセル神戸との国立での試合にはまた顔を出させていただきます。
そのときは昨日より気持ちよく応援が出来、選手たちの後押しが出来ればいいと思います。